当社では、ソルナックチューブの自動切替え装置を開発・販売しております。
本装置は、当社代表、髙橋らが開発した脱塩チューブ『ソルナックチューブ』を、より幅広い用途で活用するために開発しました。
ソルナックチューブを用いることにより、リン酸塩緩衝液を始めとする不揮発性緩衝液を移動相溶媒として、液体クロマトグラフィー質量分析(LC/MS)を行うことが可能になります。
しかし、ソルナックチューブ単体では、移動相中のリン酸塩を除去できる時間はおおむね10分~15分間であるため、連続分析には対応できないという課題がありました。
自動切換え装置を利用することにより、ソルナックチューブを100本まで自動で切換えて、連続LC/MS分析を行うことができるようになります。
自動切換え装置の利用の際には、チューブの両端に新規開発したノズルを押し付けることで、約5MPaの耐圧を確保します。
これにより、カラムで分離された成分がチューブおよび装置の内部容量によって拡散することを、実用的なレベルにまで防ぎながら、連続的に測定を実施することを可能としました。
自動切換え装置のデモ動画を、以下の通り公開しておりますので、導入をご検討されたい企業さま・団体さまはぜひご覧くださいませ。
本開発は、令和2年度「浜松市新産業創出事業費補助事業」および令和3年度「静岡県大学発ベンチャー事業加速・推進事業費」の補助金により実施しております。
料金には、自動切換え装置本体の他、以下を含みます。
浜松からの遠隔地(概ね50 km以上)の場合には交通費と宿泊費(必要な場合)は別途ご負担いただきます。
※注意事項
記載の料金は、税別の目安価格です。検体数や条件により料金は異なる場合があります。
分析内容等を打ち合わせした上で、見積を作成いたします。
オプションは使用する装置によってお受けできない場合があります。
料金は予告なく変更する場合があります。